はがきの基本構成

はがきは、文章量に限度がありますので手紙のように完全な構成はまず出来ません。
ですから省略した構成になってきます。
通常の構成で説明していきますと
【前文】【主文】【末文】【後付】の4つの大きな構成があります。
では、それぞれの構成について説明していきましょう。
【前文】
前文の中には、
■頭語
■時候の挨拶
という二つの構成があります。
そして、「頭語」とは、文字通り手紙の最初の部分に書くので「頭語」と呼びます。頭語のほかに、起語、起首、冒頭語とも呼ばれています。
「拝啓」「謹啓」「拝呈」などのような決まった語句を書きます。
★上図のサンプルでは、「拝啓」となっています。
また、時候の挨拶は時候の挨拶のページで説明した通りです。
★上図のサンプルでは、「街路樹の葉も日ごとに黄色くなって参りましたが、お元気でしょうか」となっています。
【主文】
主文の中には、
■起こし言葉
■本文
という二つの構成があります。
起こし言葉とは、「さて」「このたびは」「ところで」「実は」・・・というように言葉を起こす、つまり本文につなげるための前置き言葉と解釈すればいい。
★上図のサンプルでは、「さて」となっています。
本文とは、本題のこと。このはがきで伝えたいこと。
★上図のサンプルでは、「先日は母タカヨの七回忌法要にご多忙中にもかかわらずご参列いただき本当にありがとうございます。亡き母もあれだけ多くの方に見送っていただきよろこんでいると思います。生前もにぎやかなことが大好きだった母にお似合いの法要でありました。本当に心より感謝申し上げます。」となっています。
【末文】
末文の中には、
■結びの言葉
■結語
という二つの構成があります。
結びの言葉とは、今後の厚誼を願う文とか、先方の健康を祈る文、お礼やお詫びなど。
★上図のサンプルでは、「この月末にもそちらの方にお寄りして、直接お礼に上がりたいと思います。ご都合をお返事いただければ幸いです。」となっています。
結語とは、文字通り文章の結びの部分で使われるため、「結語」と呼ばれます。結語は手紙の中で「さようなら」にあたる言葉で、頭語に対応した言葉を使うのが一般的です。頭語と結語は、基本的にペアで使われます。
「敬具」「謹言」「敬白」などのような決まった語句を書きます。
★上図のサンプルでは、「敬具」となっています。
【後付】
末文の中には、
■日付
■署名
■宛名
■脇付
という四つの構成があります。
日付は、はがきを書いた年月日。年を省略することもある。
★上図のサンプルでは、「平成十五年十月二十二日」となっています。
署名は、はがきを書いた本人の直筆のサインのこと。はがきの表面に差出人として記入してあるので省略する場合もある。
★上図のサンプルでは、省略しています。
宛名は、相手方の名前と敬称。正式には、姓と敬称。手紙では書きますが、はがきの場合省略することが多い。
★上図のサンプルでは、省略しています。
脇付とは、いっそうの尊敬を加え、へりくだった気持ちを表す言葉で、宛名の下や、左下に小さく書き添える。
「侍史」「机下」「足下」などのような決まった語句を書きます。
はがきには脇付をしないのが普通です。
また敬称に「御中」や「各位」を使ったときも脇付は用いない。さらに、事務用や凶事にも脇付はいらない。
★上図のサンプルでは、省略しています。
※上記は模範形式です。個人的に書くと下図のように書くでしょうネ♪※
ご参考までに。
